オーストラリアGP


アルバートパークサーキットで行われた決勝戦




(以下、ネタバレを含みます)



下馬評どおり、(若干、運もあったが)ブラウンGPが1-2フィニッシュ。
ホンダが昨シーズンを捨てて作った車体を引き継いだので完全な新チームとは言い難いが、
デビュー戦で1-2をしたのはメルセデス以来55年ぶりらしい。



とても悔しいのが2,3位争いをしていたレッドブルベッテルBMWクビサ
どちらも好きなドライバーだったので、Last3週目の接触は痛かった。
ハードタイヤを装着したクビサの方が明らかに早かったので
ベッテルは無理せず2位を譲って、表彰台に乗って欲しかったな。


やはり、2度にわたってCSが導入され順調とはほど遠いレース運びにならざるを得ませんでしたね。
フィニッシュは皆、団子状になってましたね。
あんなのここ最近は見たことないですね(笑)





さてさて、今年第1戦が終了しました。
前評判の良かったブラウンGPは素晴らしい結果を残せましたが、
「抜きんでて凄い」とは思いませんでしたね。
トヨタは結果こそ伴いませんでしたが、ピットスタートしたのに2台とも上位に上がってきたし
最下位の常連だったフォースインディアも9-11位と好成績をのこした。
トロロッソも、本家レッドブル同様力強いレースをしていたし、
今年はどのチームも実力が拮抗していると思う。
今後は「如何にミスをしないか」と、「マシンの開発力」が重要になってくる。
とりわけ新システムKERSの開発は重量になるはずだ。
装置は4〜50kgと重くマシンバランスに大きく影響するため
一概にメリットばかり上げる事はできないが、
約80psが一時的に付与されるKERSオーバーテイクの助けになる。
(ハミルトンのオンボードを見ていたらKERSはとても効果的だと思った)



さて、来週のマレーシアが楽しみだわ。