JIN(仁) 第7巻 (7)

JIN―仁― 7 (ジャンプコミックス デラックス)

JIN―仁― 7 (ジャンプコミックス デラックス)

(まんが)



手塚先生がブラックジャックで「医者マンガ」を開拓してからというもの
人知を越えた超凄腕のお医者様が目を見張る手術をしたり
患者を優先させた医療を目指し精進しする医者の物語だったり
あるいは、病院内の政治に翻弄される医者の姿を描いたり
そゆう類のは結構見ましたが、これはどれにも当てはまりません。



仁先生は一般的な医者で、現在の医療技術を身につけた普通の外科医。
そんな先生が130年余りもの時間をさかのぼり江戸末期に来てしまった。
自分の身につけた医療知識が、江戸の時代で何処まで通用するかチャレンジする話。



これはあるいみ新ジャンルですね。
一般人が現代の医療を学び、身につけて修得して医者になる。
その医者が、江戸自体の環境で何処まで出来るか挑戦する。
凄い先生が出てきて尋常ならざるメス裁きを披露するより、
普通の医者が自分に出来るせいいっぱいを知恵を絞って試行する方が感動しませんか?
そういう意味で新ジャンルかな…と。