おっ

 今日は携帯家に忘れて、ちょい凹みのどくりんごです。


さてさて、
本日の学校帰りは梅田まで電車に乗って
座って帰ろうと考え
終着梅田へ。



んで、例のゴミ箱前の乗車口付近の椅子に
デーンと座って十八史略を読んでいた。
徐々に人が増えてゆき、空いた座席が見あたらなくなった頃
頭上から声が聞こえた。



「あら、ここ…‥・座れないわねぇ」


しゃがれた老婆(75才)が荷物を持って私の目の前で立ち往生。
5人がけの椅子に4人でゆったり座っていたんですが
誰も反応しない。


「チョット厚かましいわね…」


と、ほんのちょっぴり謙虚な言動。
個人的意見なのだが、横柄な態度の人間は無性に腹が立つのだが
ちょっと控えめチックな、微妙な謙虚さを持つ人間は好感がもてる。


ちゅー訳で、仕方がない。
と言うわけで、席を立って「座ってくださいよー」と声をかけ、もぞもぞと移動する。


そーしたら、老いた者の声が再び耳朶を打つ。
「そんな、気を遣わんと、此処に座ってくださいよ」
見れば、皆が席を詰めて座ってくれたようで
きっちり一人分のスペースが出来上がっていた。


こうなりゃ、座らん訳にはいくまいて。
再び腰を下ろす。
袖振り合うも多生の縁ってやつで
彼女が西野宮北口で降りるまでたわいも無い世間話をしていた。



まぁ、その中で解ったのは
主は75才で最寄りの駅から徒歩10分程度の所に住んでおり
毎日バスで駅まで行き、阪急で梅田まで行く用事があるらしい。
主の親は西宮方面にすんでおり役人をしていたらしい。
昔、英会話を三ノ宮にならいに来ていたらしい。
今は、大丸に買い物行くくらいしか、神戸に来ることは無い模様。



……‥・ まぁ、オチが無いのでこの辺でやめておきましょうか