ちょっとリミッターはずしますね。


 さてさて。
この俗物凡人たるどくりんご。
秘密主義者として名高い、下衆な野郎にござんす。
ちょいと、カルチャーショックがありやしたんで
此処に記そうと思った次第。


右や左の旦那様。
ここからは、知る人ぞ知る趣味の世界。
読むも結構、読まぬも大いに結構。
興味がおありのあなた様のみ
しばらくの間、私の駄文につき合っていただきやしょう。



注 ここから先は」刃鳴散らすのネタバレがあるかもしれません。
バレても良い人だけお読みくだされ。





まずはコレ。刃鳴散らす


まぁ、簡単に説明。




周囲は壁で囲われ、外部から孤立した現代東京。
此処は、帯刀した侍どもが跳梁跋扈する世界。
弱肉強食。
己の身を護るは、腰につけた刀のみ。


って設定なんですよ。
(詳細はリンク先を読んでね。)




でねこのゲーム、剣客が出てくるなんて言われたから
どうせ戦闘シーンも
るろうに剣●みたいに常人に不可能な必殺技
(九頭龍●やら天●龍閃みたいな)
超絶妙技が炸裂するモノばかりと思っていた。



が、そうではなかった。
このゲームはかくの如く語る。
そもそも、日本刀は振り回して腕の力で切るものでない。
刀は、体の体重移動を利用して切るものなのだと。
そして、戦闘とは4つの機の奪い合いであると
そう言うのだ。



して勝機の四とは
「先の先」「先」「先の後」「後の先」という。


「先の先」とは、敵が油断していたり、裏をかかれたりなどして、隙を見せている機。


「先」とは、敵が攻撃を仕掛けようとして、意識が攻撃に集中し、体も攻撃準備のために固まり、防御がおろそかになる機。


「先の後」とは、敵が攻撃を繰り出している最中、防御のしようがない機


「後の先」とは、敵の攻撃を己が防いだ直後、敵が体制を立て直すまでの、無防備な機。


戦いは、この四つの機の奪い合いである。
敵の狙いを読み、自分の策を隠し、演じて騙す。
そして、自身で機を作り勝利をもぎ取るのが戦いであり、
勝利する方法なのだ。




普通、戦闘ものって言ったら、次から次へと必殺の武器らや技がでてきて
圧倒的なパワーで勝ったりしてますよね。
そんな現実から逸脱した戦いではなく
元来人間に出来る範囲での戦いだからこそ
このゲーム戦闘シーンの描写は秀逸。
臨場感あふれ、刀で戦うのが何たるかを教えられます。



戦闘&刀の稽古シーンだけで、私もうお腹いっぱいですよ。
ぶっちゃけエロ要らないッスよ!
つか、これクリアした感想ですけどね
最後の方、おもいっきりBLくさいよ……
ソッチの方で出しても、売れたんじゃないかなー
って、蛇足ながら付け足して
今日は此処にてお開き。




纏まりの無い文章でスマン。
このゲームレビュは空前絶後の物。
金輪際致しませんので
平にご容赦をm(_ _)m