走れメロス


どくりんごは激怒した。必ず、あのめんどくさいイベントには参加できぬと決意した。どくりんごには難しい事がわからぬ。どくりんごは、只のりんごである。脳内はお花畑で、妄想と戯れて暮して来た。けれども疲れる事に対しては、人一倍に敏感であった。




どういうわけか、駅伝に参加させられる事になってしまった…




区間あるうちのどれか1つを走らなくてはならないという。
長い距離を走るなんて高校の時以来、とんと記憶にない。
自転車で走るなら5?ぐらいあっという間なんだがなぁ
自転車で参加させてくれないかな(笑)