携帯が鳴る職場


慣れない仕事、あわただしい職場。
覚える事がたくさんで混乱する頭。
眠たさがそれに拍車をかける。
環境が変わると心細くなるのは必然。
とはいえ、今の職場はイヤな感じはしないので
不安でどうしようもない…と言うのではない。
ただ何となく、
ふとした瞬間漠然とした寂しさのようなモノを感じる程度のものである。
こうして生まれるココロノスキマを埋めてくれる存在は
ひとえにありがたいと思うのだ。



今日は既知の者に会う日だ。



朝、電話の受話器を消毒するおばちゃんが来たんだが
なんとなく顔見たら知ってる人だった。
前の職場でも、同じように消毒して貰っていたからな。
向こうもちゃんと覚えてたらしく、少しばかり無駄話。



昼前、後輩のY君から電話。
異動前の残務処理の話だったので、聞きたくなかったが
まぁ、こうやって電話が来るのも悪くない。
近いうちに飯食いに行きたいもんである。



昼過ぎ、課の外側の廊下で話をしているis氏を目撃。
私は急ぎの用事があったので、残念ながら話は出来なかったが。
朝もちょくちょく出会うが、自分の脳が活動してないので会話が成立しないから
昼とかに遭遇する方が良いかなぁ。



そうこうしてるうちに時間は15時過ぎ
今度はY君本体がやって来た(笑)
ま、彼の職場のエギゾチックさを聞いてたワケだが
なんだこんな事するのも久しぶりな感じがした。



またまた時間はあっという間に過ぎて夜。
金曜なので多くの人が帰宅した係に、来訪する氏。
まさかこの人が来るとは想像だにしていなかったので驚いた。
いくつか言葉をやりとりして、さようならしてまもなく
鳴る電話。



前職場のねずみ1号からだった。(ちなみに私は2号)
夜の9時前だってのにな。
何だかとても元気が無かったのでちょっと心配。



それと入れ替わりで、また電話がかかってくる。



そしてやってきたのがでぶりん氏。
盛大に無駄話を展開したあげく、さっさと書類片付けて晩飯を食いに出かける。
こうやって誰かと飯食いに行くの久しぶりかもしれん。
麻婆豆腐(みたいなの)も旨かったしな。



今日はいつもより早く家に帰れたし色んな人に会えて良かったな。




こんだけ良いことがあったんだから
もう一つくらい良いことがあるかもしれんな。