送別会

同じ課の係長さんが定年を迎えられるので、今日は職場の送別会。
働き始めて5年目ですが、大人数の課なので毎年送別会がある。
今までは多数の退職者を送別していたが、今年は係長さんお一人でした。
2〜3時間しか無い会で、5人も6人も卒業者にお言葉を頂いていると
どうしても時間が足りなくなるもの。
しかしながら、今回は1人だけ。
会に派手さはないんだけど、じっくりとお話を聞くことができた。
すると今までに感じなかったことを感じるようになった。



今までだと淡泊な感じで「ふ〜ん退職、ご苦労様です」って
社交辞令的に集まって、会をしてる気がしてたんです。
でも、今日は違った。


入社するまで、してから30年余りの年月。
本人のキャラクターとか、紆余曲折あった仕事の話、それに携わって来た職場の人達、
私の知らない経験を時間をいっぱい積み重ね、
退職を目前にした今の気持ちをじっくり聞くことができた。


言葉で表現するのはムズカシイのですがね。
退職を迎え、送り出す側が揃って祝ってあげられるというのは
何だか良いなと思ったんですよ。
とてもイイ気分で送別会を終えられた気がします。




私が退職を迎えたとき、送る側はどんな気持ちで送り出してくれるのだろうか。