同い年と上と下

どちらかといえば、年上の人間と話をする方が好きだ。
経験がたくさんあるから、私の知らない話を聞くことができる。
ゆっくり、落ち着いたテンポで喋ってくれてくれると
こちらとしては居心地が良い。
白々しいお世辞やおべんちゃらは聞きたくないが
最低限の礼儀だってちゃんと身につけている。
つまり、挨拶とか、お礼の言葉を言える
そんな年上の人間とはつき合いがしやすい。
(逆に言えば、それもできんヤツら問題外なんだが)



ところが世代が近づくいてくると、話をするのがしんどい連中が増えてくる。
(「増える」だけで、すべてがしんどいわけではない。)
騒がしいというのか、やかましいってのか
血気ある若者が集まった時に発する、特有のテンションについて行けない。
中身があるようで、その実全く内容が伴わない
そんなのにはあまり魅力を感じない。
得るものが全くない。



職場に年上が多いのも原因だろうが、
何故か同い年には変な親しみが湧く。
例えそれが全く会ったことの無い人でもね。
初めて会って、同じ年だって分かったら、何故かそれだけで嬉しくなる。



年下ってのはよく分からない。
あまり接する機会が無いので仕方が無いけどね。
かましい連中や、お礼も言えんような馬鹿や
初対面で友達みたいなしゃべり方する人間には閉口するがな。



そのうち、年下も職場に来るから、接する機会も増えるな。
その時はどんな印象を持つのだろう。