ガラパゴス


http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20090115/1022805/?P=3
日本人は「日本のケータイ」の価値を理解しているのか?
byデジタル日経トレンド



日本の携帯電話が「ガラパゴス」って呼ばれてるの知ってましたか?


太平洋の赤道付近に「ガラパゴス諸島」ってのがあるんですが
これが由来になっています。
というのもの生態系ってのがかなり特殊で、その土地にしか無い固有種が7割もあるんだとか。
それに転じて、独自の進化や発展を遂げて多様化する様を「ガラパゴス」と称したのだとか。
すまり、高度に進化し日本にしかない独自の機能を満載された携帯市場を「ガラパゴス化」と呼んでいるので

すね。



さて、この「ガラパゴス」はあまり良い意味で使用されていません。
あまりに日本の独自性が詰め込まれたため、世界的に標準とされている携帯市場と全く異なるため
メーカーが端末を世界的に販売することができないからです。
日本でも携帯の契約件数は1億を超えて、市場は飽和状態と言われています。
各メーカーが今以上に発展するためには日本を出て販売するしかないのですが、
ガラパゴス」が障壁になって売れない…‥・
って事で、駄目なんだそうです。



私は今まで5年ほど前の携帯を使ってたのですが、
新しいものに変えて、その機能の多さに驚きました。
アドレス帳はもちろんのこと
カレンダー・予定リスト(Todoみたいなの)・辞書にアラーム、
ワード・Excel・パワーポイント・PDFのビューワーも備わっているし
果てはGPSを使った位置サービス、FeliCaを利用したおサイフケータイ
機能を書き出すにも枚挙に遑がないほど多い。
これほど多機能な端末が店頭に並ぶなど、日本以外の国では考えられません。
実施、PDAスマートフォンは利用者がアプリケーションをセットアップしなければならず
「使える状態」になるまで随分手間がかかります。
関係者は自らを「ガラパゴス」と揶揄せずに、
日本の携帯電話魅力をもっと世界にアピールすべきではと
新しい携帯を使って感じました。




と言うのも私は
携帯電話とwillcomスマートフォンの両方を使っているのですよ。

スケジュール管理をするのに手帳を使いませんからね。
髪の手帳ではなく、電子の手帳でを使っています。



古い携帯を使っていた当時は、携帯電話のPIM*1管理はまだまだ稚拙で
とても使える者ではありませんでした。
なので携帯とは別にPDAを使ってたんです。


ところが、新しい携帯のPIMが案外マシになってきているんですよ。
私の使い方と合っているかは別にですが。




新しい携帯を使ってみて感じたことは、
トータルでの使いやすさは携帯の方が完成されて販売されているんですね。
確かにスマートフォンのようにカスタマイズして、自分流に改造する楽しみは少ないですが
正直今の携帯であれば、スマートフォンの方はいらないような気がしてきました。
当分はダブルフォルダーでいるつもりですが
そのうちwillcomの方は解約してしまうかもしれませんね。



もう少し様子を見てみたいと思います。

*1:PIM:各種の個人情報を管理するためのアプリケーションソフトウェア