ドロップハンドル化3

  =ハンドル選定=




ハンドルの中央部分
ステムとつながっている部分のパイプ径を「クランプ径」といいます。


25.4mm
26.0mm
31.8mm

3つのサイズがあります。


現在では
MTBスタンダードが25.4mm。
ロードバイクスタンダードは26.4や31.8mmになるようです。
ですから、自然と
MTBで使われるストレートハンドルは、クランプ径25.4の物が多く。
ロードバイクによく使われるドロップハンドルは26.4や31.8mmとなるようです。
勿論、クランプ径が異なるとステムに取り付けできませんので注意しなければ*1なりません。
    



シラスのストレートハンドルはと言いますと
当然MTBスタンダードの25.4mmです。
ステムはそのまま利用したいので、
クランプ径25.4mmのドロップハンドルを探しました。




   1:日東 B105     
     http://www.cb-asahi.co.jp/image/kokunai/nitto/b105.html
        (サイクルベースアサヒ)



   2:Mokuオリジナル STI用ドロップハンドル
     http://www.2plus4.net/O_parts/ori_Pa04.html
        (Moku2+4)




現在、簡単に入手できそうな物はこんなものでしょうか。
1の日東のB105はクラシカルなノーマルハンドル
2のオリジナルSTI用はアナトミックタイプのハンドルです。







「ノーマル」や「アナトミック」とは
ハンドルの形状の事です。

ノーマルは横から見ると、一定のアールを描く丸型。
アナトミックは握りやすいように、形状を部分的に変形(※注)させてあるものです。
それぞれ特徴がありますが
この辺り→(http://www.belleequipe.com/handle-keijyou.htm)を読むと面白いです。




今乗っているロードがアナトミック型なので
後者のMokuオリジナルハンドルを選択したいのですが、問題があります。


それは値段です(笑)
今回はできる限り出費を抑えつつ
納得いく物を作る事が目標なのです。
つまり、Mokuオリジナルハンドルは予算オーバー。
B105は安いけど、アナトミック型ではない…


他に良い物はないかと探したのですが、
現在はクランプ径25.4mmのドロップハンドルはあまり市場に出回ってないようです。

ランドナー用の「ランドナーバー」やピスト用の物
スポルティーフによく使われる「平行マーズバー」等なら
いくつか売っているようですが、今回はパスです。



やはりMTBスタンダードのクランプ径では
選択肢が狭いようです。
仕方がないので
クランプ径25.4のドロップハンドルをあきらめました。
ロードスタンダードのパーツをチョイスする事に。





結局、Dixna(ディズナ)のジークハンドルバーに決定しました。



色はブラック。
自分の肩幅がだいたい400mmなので
少し広めの420mm幅をチョイス。
クランプ径は26.0mmになるので、
ステムも交換しなければなりません。
次回はステム交換です。






※注『形状を部分的に変形』
曲げ方にもバリエーションがあり
シャロー(浅曲がり)
ディープ(深曲がり)
クリテリウム(丸肩)
等、昔は色々あったようです。

*1:ただし「シム」を用いる事で、異なるクランプ径のステムとハンドルを取り付ける事が可能のようですがここでは言及しません。