ホラー感想文

 
 八月。夏
このシーズンの代名詞といえば『ホラー』。
朝晩はめっきり涼しくなってしまったし、
暦の上でも季節は終わりそうなだけど
それでもホラーの話をします(笑)




私的見解としては、ホラーには2種類に大別されるんでなかろうかと考える。
分類としては



①視覚的ホラー



②精神的ホラー




ですかね。





そもそも『ホラー』は『恐怖・戦慄』と訳される。
つまり視覚的な恐怖・戦慄という意味。


見たことも無い化け物が出てきてこんにちは。
異形の怪物が、人間の社会に乱入。
未曾有の混乱を引き起こし、人々は恐怖につつまれる。



ほら、丁度バイオ○ザードみたいなやつよ。
ホラー映画とかで、ゾンビやら宇宙人やら奇天烈な生き物が徘徊し
人達は悲鳴をあげて逃げ回る。
B級ホラー映画です。


ハッキリ言いまして、この手の話は往々にして面白くない。
ただ気持ちが悪いだけ。気色悪い。
生理的に受け付けない物もある。確かに怖気がする。
だけどそれだけ。只気味が悪いだけ。
見ていて、つまらない事この上ない。
ソレが①






精神的恐怖・戦慄


人間関係にまつわる怨嗟。
呪い、恨み、復讐、嫉妬。
呪詛の言葉が飛び交い、血なまぐさい拷問がおこなわれ
騙し、欺き、陥れる。
常軌を逸脱した負の感情の顕現。



そんな憎悪のスペクタクルに
チョイチョイチョイと『祟り』やら『伝説』なんていう
架空の話を物語りに加味するだけで、
其れは十分戦慄に値するホラー物語(この作品はフィクションです)になる。


理性ある人として、暴走した人間の狂気に触れる物語は
恐怖以外の何ものでもない。
魑魅魍魎が跳梁跋扈する、①タイプのホラーなんて足下にも及ばない。
ゾッとする話。




それが昨日話にだした「ひぐらしのなく頃に」なのである。
アニメを20話まで見たんだけど
おもしろ怖いです。
ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル