F-1 ハンガリーGP
今年のハンガロリンクは、開闢以来はじめて雨の決勝となった。
ドライバー側からすれば、雨はトリッキーな事態を招くので倦厭したいのだろうが
観客側からすれば、見所が随所に含まれ、目の離せないものとなる。
結果は劇的。
今回ポディウムの頂点に立ったのはホンダのJ・バトン。
ホンダ第3期F−1プロジェクト初の勝利。
荒れたレースを制したバトンも流石。
今まで早い早いと言われ続けたバトンの初勝利。
これからはホンダと二人三脚でバシバシ勝利をもぎ取れる実力を蓄えて欲しい。
Congratulations! HONDA
2位に入ったのはデ・ラ・ロサ
急遽NASCARに転向してしまったモントーヤの代役として参加した彼。
勿論自己ベストの記録であり、代役としては申し分無い成果である。
そして3位はBMWのN・ハイドフェルド
彼ら3人には心から、おめでとうと言いたい。
レース成績↓
1 J.バトン Hon
2 P.デ.ラロサ McL
3 N.ハイドフェルド BMW
4 R.バリチェロ Hon
5 D.クルサード RBr
6 R.シューマッハ Toy
失格 R.クビカ BMW
7 F.マッサ Fer
8 M.シューマッハ Fer
9 T.モンテイロ Mid
10 C.アルバース Mid
11 S.スピード Tor
12 J.トゥルーリ Toy
13 佐藤琢磨 Agu
以下リタイア
R F.アロンソ Ren
R K.ライコネン McL
R N.ロズベルグ Wil
R G.フィジケラ Ren
R M.ウェバー Wil
R 山本左近 Agu
地味に5位入賞してるベテラン、クルサードはさておき
注目は7番目にチェッカーフラッグを受けたBMWのクビカ。
彼はレース後の車検で、車が最低重量より2㎏軽かったとして
失格っとなった。
つまり、Last3周でガレージに入り、
9位で入賞圏となりノーポイントに終わったハズのシューマッハが
8位入賞に繰り上がり1ポイント獲得した。
リタイヤノーポイントに終わった、ドライバーズランキング1位のアロンソに1点詰めより
その差を10点とした。
小さな点数だが、シューマッハの自力優勝が可能な数字となり
この先のシリーズタイトル争いが益々面白くなってきた。
先々この1点が、勝利にかかわる大切なファクターとなる。
今まで以上にタイトル争いが楽しくなってきたF-1グランプリ
次回は8月27日に開催されるトルコGPである。
お見逃し無く