F−1 ハンガリーグランプリ予選までのレポ


①M・シューマッハ vs F・アロンソ


 チャンピオンシップを争う二人に、想定外の展開が襲いかかる。
両者、予選の(各セッションの)タイムに2秒加算されるペナルティが課せられた。



事の次第は、金曜日のフリー走行に端を発する。
フリー走行中に、レットブルの3rdドライバーのドンボースが倉庫の邪魔をした
と、アロンソが激怒。
ドンボースの前で蛇行運転をしたり、ブレーキテストをする。
この行為のため、予選の各セッションに2秒加算というペナルティーを科せられる。
アロンソは「レーススチュワード*1に呼び出されたのはサプライズ(驚き)」
とコメントしている。
個人的意見としては、仮にもチャンピオンシップを争っているスポーツマンとしては
(蛇行運転や不要なブレーキテストをすることが)あまりにも感情的過ぎるのではないかと思う。
他にやり方があったと思っている。




次に、土曜日のフリー走行
ホンダのJ・バトンのエンジンがブロー。
そのためセッションは中断される。
しかし、M・シューマッハ赤旗(セッション中断の表示)中にクルサードとクピカを追い越したとして
アロンソと全く同じペナルティーを課せられている。




ここハンガロリンクオーバーテイク出来ないことで有名なサーキット。
予選の順位が最重要となる。


結局予選はM・シューマッハが12位
F・アロンソは15位と若干ミハエルが前。



上から順に
1 ライコネンマクラーレン
2 マッサ(フェラーリ
3 バリチェロ(ホンダ)
4 デ・ラ・ロサマクラーレン


マクラーレンが良いグリットを獲得。
しかしながら、予選中最も早かった男はM・シューマッハ
他の車が1分19秒台で走っている所を
只一人18秒台である、1分18秒875で走っている。
ペナルティーが非常に残念である。







コレでチャンピオンシップとしては面白くなって来たけど、何だかなぁ…

*1:レーススチュワード:審判と思ってもらったらよいかと