帰る


ラーメンを食ってから帰りの電車に乗った。
頑張って走った事も手伝って、無事にいつもの乗換駅に着く。


そこで選択肢が発生。
1:10分先の電車に乗る
2:20分先の電車に乗る


単純に考えると1の選択肢しかあり得ないが
ココには天秤に乗せてしかるべき理由がある。


1に乗るなら、乗り換えが必要だが、10分早く家に着く。
2に乗るなら、乗り換えの必要は無いが、10分遅く家に着く。


かつて1に乗って寝てしまい、
乗り換えができなかったばかりか
引き返そうにも、引き返す電車が無かったという
苦い経験が安易に1という選択肢を選ばさない。
(2日連続でやらかしてそれからは乗っていない)


というわけで今までなら2の「遅くとも乗り換えの必要がない」電車に乗る。



今日は魔が差したのでしょう。
「絶対起きて、乗り換えを果たす」という決心の元
早く帰ることを選んだのです。
コレが間違いの元でした。



結論から言うと
寝過ごさずきちんと下車することができた。
しかし、乗り換えが思うようにできなかった。



ここからはダイジェスト版でお送りする。


1:駅に着いた下りよう!
2:寒いから目の前にある乗り換え電車に早く乗ろうとダッシュ
3:運悪く前のおじさんの靴に、私の足がヒット。
4:おじさんの靴がポロんと脱げ、ホームの下に落ちる。
5:謝りつつ、駅員を呼びに行く。
6:戻ってくると「別の駅員さんに取ってもらったよ」とおじさん
7:再び謝り「わざとじゃないし仕方ないよ」とおじさん。「それよりおたくも電車の乗り換えするつもりだったんでしょう?」と心配する人の良いおじさん。
8:平謝りしつつ、結局ホームで10分待って次の電車に乗り帰る。



結果:選択肢1を取って10分早く帰れるはずが、選択肢2と全く同じ時刻に帰宅。
時間と「乗り換えるぞ」という意気込みを返してください。
それとおじさんごめんなさい。