手紙は気持ちを伝えます


私にとって文章を書くことは
自分の考えをまとめる場であり
自分の意志を示す場です。
実際、文章を書く時間は、作成時間の中の割もあれば良い方で
その大半は推敲にあてられます。


 書き始めをなんとするか。
 文章のつながりに矛盾がないか。
 テンポ良く読める文章か。
 読み手が内容を正確に理解できるか。


などなど、書いては何度も読み返します。
読み直しては、目的を達成出来ているか考えているのです。
つまり「私の考え・気持ち・行動」を読み手に知ってもらう文章を書きたいのです。



特定個人に向けて発信される文章(長文メールや手紙)はまさにソレです。
最も注意している事は「相手が読んだ時、どんな印象を持つのか」ということ。
不快さを与える事無く、齟齬なく伝わるように、
正確に私の想いを伝えるべく
時間を掛けて作成します。
完成した後も、「この場所を読んだ時、どんな気持ちになるのかな」と想像しながら読み返して、
違う表現にしたり、語尾をかえたり。





手紙(最近はメールがメインか…)というのは
こうして、相手の事を考えながら手間暇をかけて作られます。
だから、私宛に送られたメッセージは
字数は多くなくて良いし、表現が稚拙でもかわまない
漢字が間違っていても気にしません。
今、私に届いた手紙は、
「わざわざ私のために時間を割いて、私のことを考えて作られた」その結果手元にあるのです。
なんて嬉しい事なのでしょうね。



ふと、そんなことを思ったので、ブログに書いてみた。