黄色い本
- 作者: 高野文子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/02/20
- メディア: コミック
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この本を借りたときに
「新潟弁ってこんな感じ」
と言われたので
セリフを読むときは
知りあいで新潟出身者がいるんですが
その人のしゃべり方を思い出してました。
新潟弁ってなんかかわいいな。
さて、この黄色い本。
寝る前に物語の初めの方を流し読みしたら、よく分からなくて。
なので、頭がクリアーな時に
しっかり読み直したのですよ。
というのも主人公の心情を中心に描いてるので
私も主人公になった気分でみないと理解できなくて。
万人受けするタイプではないですが、
本を愛した事のある人間には、気持ちがわかるんじゃないでしょうか。
愛書がある人は、その道を通った事があるかもしれませんね。
『小説の中を私は歩いた』ってヤツです。
小さな本には自分の知らない無限の世界があるわけです。
ページを広げると、いつでも彼らに会えるんですよ。
妄想とか現実逃避とか言ってしまうのはナンセンスです。
本は人を虜にする力がありますから。
ま、読めば分かります。