不快

 テストも残すところ僅か。
残りのテストなんて屁みたいなモノなので
気分爽快痛快愉快といった感じのどくりんごです。
こんばんわ!



さて、そんな(気分的に)テスト最終日な今日。
この暑さにも、決して引けをとらない程不快な出来事があった。
ソレは夕方の晩飯時の話。
学友のオジサマと食堂でご飯を食べていたときの事。



長身巨漢の5分刈りサングラスが、
のっそのっそと食堂に入って来た。
私が座る席の斜め前付近に、
普通の大人二人分はあろうかという横幅を
ドシン と勢いよく椅子に着く。



そこまでは全く構わないんだけど
彼奴め、おもむろに携帯を取り出して
最大音量で着うたを流し出した



この時点で
( ゚Д゚)ハァ?
って思ってたんだけど、これだけで終わる野郎ではなかった。



ボーカルが歌い始めると
さも機嫌良さそうに、声高らかに歌い始めたのである。
190はあろうかという巨体からは想像出来ないような
高い声で口ずさんでいるのである。
食堂でな!!




「ちょっと、何を考えてるの理解できませんよね〜」
とオジサマと話していると、
機嫌良く着うたに合わせて歌う机に向かって
友達らしき男が二人、席に着いた。


友達らしい男『おっ。おまえなにしとん?』






つーか、見たら分かるだろう!





やめさせろよ〜
つーか、普通なら今すぐに静止させるべきじゃないのか!
と心で叫んではみたものの全く届くハズもない。
むしろ、仲間を得たデブ奴は百人力の加勢を受けたようなモノ。
彼の非常識的行動はエスカレートしてしまったのである。




歌のリズムに合わせて、食堂の机をボンボンボンボンと叩きだしたのだ。
すなわち、歌だけでなく、パーカッションの部分もやり始めたのだ。
コレがまた、ドラムに見立てた机を手で叩き
首を振りながら、体を揺らし
ノリノリで歌う馬鹿。



正直言って、どうしよもなく迷惑な愚行である。
ふっちゃけ邪魔。五月蠅いだけ。
もっと人の迷惑を考えてください。
テストに向けてウンウンと唸っている人達も沢山いるのに。
非常に軽率で恥ずべき行為である。
こいつは一体何を考えているのか、理解できない。




まったく、どーなんてんだか。
呆れかえって、開いた口がふさがらなかった。