9S〈ナインエス〉


9S(ナインエス) (電撃文庫)

9S(ナインエス) (電撃文庫)




かつて、「狂気の天才」と呼ばれた科学者が居た。
彼の発明した常軌を逸したオーバーテクノロジーの数々は
「遺産」と呼ばれ、これを狙う国家・組織は数多。

 

そして
主人公たる坂上闘真は、
全身を拘束具に固められ
身動き一つままならぬ
束縛された、奇妙な少女に出会う。





読みやすい。
なんと読みやすい文章なのだろうか。
それは、単純に稀薄だとうのではない。
趣向を凝らした言いまわしをするのでもない。
すんなりと頭に入ってくる文章は、
まるで作者の罠にはまったように
私を本の世界に誘う。



初めの3ページを読むと
先の話を読まずには居られなくする。
そんな小説。9Sシリーズ。
ちなみに



9S〈ナインエス〉II (2) (電撃文庫)

9S〈ナインエス〉II (2) (電撃文庫)




2巻も勢いで読んでしまいました。
おかげで深夜3時の鐘を聞いて寝たものだから
朝が眠くて仕方ありませんでした(笑)
と言うか、「モノポール(??) で電磁波切れるんですか?」
以外の点を除けば、特に違和感もなく
楽しめました。




ちなみに、現在進行形で3巻読書中♪