神戸空港

 本日2月16日、日本で97番目の空港
神戸空港(通称:マリンエア)が開港した。



一つの自治体が計画から・建設・管理まで行うのは
第三種空港*1としては初めて。
272㌶の空港島に長さ2,500㍍・横幅60㍍の滑走路を有する。
平均40㍍と言われる滑走路の1.5倍を確保している。
この空港が、京阪神地区の他空港*2と異なる
最大の利点は都心に近いことである。
25㎞に3空港がひしめく関西圏では最も近い、最短で所要時間16分。*3
ポートライナー一本で三宮から、空港島にあるターミナルを結ぶ。


運用時間は7時〜22時まで。
開港現在は日本航空全日本空輸スカイマークエアラインズの3社が乗り入れ
往復27便の運行している。


沖縄・熊本・鹿児島・東京・新潟・仙台・札幌を
1〜2時間程度で行く事が可能。
特に、東京行きの便では
あらかじめ*4予約すること*5で、5,000円弱で東京行きのチケットを購入できる。



ただし、現段階では空港島の民間向け用地の売却が全くできておらず、
全体の1%にすら満ちていない。
需要による増便も、国交省航空局側から
「30便を超える発着は難しい」と言われており
現状から僅か、3便の増便しか出来ない。




しかし、1地方自治体が管理・運営を行うため自由度の高い運営が行えるのもまた事実。
私個人としても、今後の神戸空港の発展に期待したいものである。

*1:地方公共団体が設置し、管理する空港

*2:関西国際空港伊丹空港

*3:参考までに関西国際空港は約65分

*4:49日前までに

*5:スカイマークエアラインズのみ……のはずです