巷では

私が、睡魔との戦いに挑むまでもなく、あえなく夢の世界に辿りついた頃。
世間―取り分け、西宮付近は、阪神球団の優勝に酔いしれ―を騒がせていたようだ。

かく言う私は、阪神優勝もどこ吹く風。
電車の座席に座るやいなや、瞼が下がり、睡魔の襲撃に立ち向かうでもなく、穏やかに迎え入れた。
気がつけば、目的地はすぎたあと。

駅で、哀愁の次発を待つ事と、あいなりました。
いわゆる、寝過ごしです。

さて、以外余談。
私の職場先輩が、まさに今日・この日・この時・この晩の甲子園球場チケットを買っていたのです。
マジック点灯以前に購入したもので、本人は『今日は一生に一度あるか無いかの良いタイミングかもしれん』と浮き足立っていました。
実現しておめでとうッス。
明日のどんな顔してくるのか楽しみです。